タイルカーペットの貼り方|DIYで思い通りの部屋にイメチェン!

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貼るだけで部屋の雰囲気をガラリと変えられるタイルカーペット。

初心者でもしっかりとコツを押さえれば、きれいに仕上げることができますよ。

ここではタイルカーペットの貼り方やきれいに貼るコツ、さらにおすすめのタイルカーペットをご紹介していきます。

1.自分でタイルカーペットを貼るコツ

1-1.枚数は少し余裕をもって1割ほど多めに用意しておく

部屋にタイルカーペットを貼る時には、どれくらいの枚数を準備するといいのでしょうか?

目安として、貼る面積に対して1割増しぐらいの面積のタイルカーペットを準備するのがおすすめです

貼る場所の縦と横の長さがどちらも、ちょうどタイルカーペットの1辺の長さで割りきれない場合がほとんどです。

ということは、カットしなくてはいけない面積が一定量あるということになります。

ですからカットする分を見込んで、最初から1割増しぐらいの面積分を準備する必要があるのです。

1-2.とにかくドアの開閉が可能かをチェック

タイルカーペットを貼ったものの、ドアの開け閉めができなかった!

そんなことになったら、もう一度新しいタイルカーペットを買って、貼り直すしかありません。

タイルカーペットを購入する前に、床からドアまでの高さをしっかり測り、それよりも薄いタイルカーペットを選んでください。

ぴったりサイズを選ぶと、ドアを開けるたびにタイルカーペットが擦れることになるので、少し余裕があるものを選ぶのがおすすめです。

1-3.中央から貼る

タイルカーペットを貼る時に、部屋のはじから貼ってしまいがちですよね。

そのやり方だと、タイルカーペットをカットする時に、最後に貼る側だけをカットすることになります。

片方のはじだけをカットすると、なんだか偏った印象に…。

ですからバランスよくタイルカーペットを貼るには、部屋の中央から貼っていき、左右対称にするときれいに仕上がります。

もしカットせずに貼る場合は、はじから貼っていてもOKですよ。

2.タイルカーペット貼りに必要な道具

必要な道具

  • カッター(大きめのもの)またはコーナーカッター
  • カッターマット(段ボールなどでも可)
  • 鉛筆やチョーク
  • 巻き尺
  • 定規(30~100cm)

※接着剤を使う場合

  • タイルカーペット用接着剤
  • 接着剤用のトレイとローラー

3.タイルカーペットを貼る前に

3-1.部屋の採寸

まず貼りたい場所の縦と横を採寸します。

開き戸がある場合は床からドアまでの高さを測って、どれくらいの厚さのものが貼れるのか確認しましょう。

L字型など四角形ではない場所に貼る時は、いくつかの四角形に分けて採寸してください

3-2.タイルカーペットの必要枚数を計算

貼る場所の縦と横の長さから、それぞれ必要なタイルカーペットの枚数を計算します。

縦と横でそれぞれ必要な枚数をかけ合わせることで、最低限必要な全体の枚数がわかります

はじをカットして調整するために最低限必要な枚数の1.1倍分のタイルカーペットがあると安心です。

・例:286×382㎝(6畳)に50cm四方のタイルカーペットを貼る場合

①縦286㎝÷50㎝=5.72 →縦に6枚必要
 横382㎝÷50㎝=7.64 →横に8枚必要

②縦6枚×横8枚=48枚

③カットして調整するために1割程度余裕を持たせる →48枚×1.1倍=52.8

というわけで53枚あると安心ということになります。

余った分はのちのち汚れた時に交換できるので、取っておいてくださいね。

・最低限必要な枚数の目安

※40㎝四方のタイルカーペットを貼る場合

  団地間 江戸間 京間 本間
2畳 170×170㎝
25枚
176×176㎝
25枚
182×182㎝
25枚
191×191㎝
25枚
3畳 170×255㎝
35枚
176×261㎝
35枚
182×273㎝
35枚
191×286㎝
40枚
4.5畳 255×255㎝
49枚
261×261㎝
49枚
273×273㎝
49枚
286×286㎝
64枚
6畳 255×340㎝
63枚
261×352㎝
63枚
273×364㎝
70枚
286×382㎝
80枚
8畳 340×340㎝
81枚
352×352㎝
81枚
364×364㎝
100枚
382×382㎝
100枚
10畳 340×425㎝
99枚
352×440㎝
99枚
364×455㎝
120枚
382×477㎝
120枚

※50㎝四方のタイルカーペットを貼る場合

  団地間 江戸間 京間 本間
2畳 170×170㎝
16枚
176×176㎝
16枚
182×182㎝
16枚
191×191㎝
16枚
3畳 170×255㎝
24枚
176×261㎝
24枚
182×273㎝
24枚
191×286㎝
24枚
4.5畳 255×255㎝
36枚
261×261㎝
36枚
273×273㎝
36枚
286×286㎝
36枚
6畳 255×340㎝
42枚
261×352㎝
48枚
273×364㎝
48枚
286×382㎝
48枚
8畳 340×340㎝
49枚
352×352㎝
64枚
364×364㎝
64枚
382×382㎝
64枚
10畳 340×425㎝
63枚
352×440㎝
72枚
364×455㎝
80枚
382×477㎝
80枚

3-3.掃除

タイルカーペットを貼る前には、床をしっかり掃除をしましょう。

水拭きした場合は、濡れたままタイルカーペットを貼ると汚れの原因になります。

しっかり乾いてから貼り始めましょう。

3-4.タイルカーペットの貼り方のパターンを決め

タイルカーペットは正方形のものでも、縦と横が決まっていて、模様やパイルの流れに決まった方向があり、大体の製品には矢印(→)で方向が表示されています。

貼り方には縦方向と横方向の組み合わせ方で、いくつかの種類があります。

それぞれ違った特徴があるので、どういった仕上がりにしたいかを考えて、貼り方を決めましょう。

・流し貼り(順目貼り)

全て同じ方向に貼る方法を、流し貼りといいます

きちんと貼ることができれば、全体が1枚のカーペットのように仕上がります。

デザインによっては、かえって継ぎ目が目立つものがありますので、注意が必要です。

・市松貼り

隣同士のタイルカーペットを90度方向を変えて、縦、横、縦、横と貼っていく方法が市松貼り

タイルカーペットの貼り方でも最も一般的です。

色違いのものを使うと、市松模様やチェッカーフラッグのような模様になります。

継ぎ目が目立ちにくくなり、自然な仕上がりに

・ランダム貼り

矢印の方向を気にせず、自由に貼っていく方法

方向を確認する必要が無いので、作業がスピーディーに進みます

仕上がりは味のある雰囲気に

汚れた時の交換が楽なのもメリットです。

4.基本的なタイルカーペットの貼り方

4-1.中心点を割り出す

まずは貼り始めに必要な中心線を割り出しましょう。

①4辺の長さをそれぞれ測り、中間点に印をつけます。

②向かいあう中間点を結び、チョークなどで線を引きます。

③2本の線が交わった点が中心点です。

4-2.接着剤の塗抹(必要な場合は)

家庭で貼る場合は、吸着式やはめ込み式で充分きれいに貼れます。

ですが、よりしっかりと貼りたい場合や、店舗やオフイスに貼る場合は接着剤を使いましょう。

トレイに出した接着剤をローラーにつけ、伸ばしながら塗っていきます。

一度に全部塗らずに4分の1ずつ作業していきましょう。

なるべく薄く塗るのがコツです。

接着剤を塗ったら、すぐに貼らずに透明になるまで待ちましょう

4-3.部屋の中央部分から並べる

タイルカーペットの貼り始めは、中心点を基準にします。

一度に全体に貼っていくのではなく、2本の線で分けられた4つのブロックごとに貼り進めます。

中心点にある、4つの直角にタイルカーペットを合わせて貼っていくのが基本。

ですが、はじのタイルカーペットのカットする部分が大き過ぎる場合は、中心点に1枚目に貼るタイルカーペットの中心を合わせて貼り始めてもOKです。

こうすることでカットする部分が少なくて済みます。

4-4.壁際のカットをしてきっちり敷き込む

どんどん貼り進めて壁際まで来たら、余った分をカットしましょう。

・カッターで余分な部分をカットする方法

①はじに貼るタイルカーペット(2段目にくる)を、貼り終わった手前のタイルカーペット(一番下にくる)の上に裏返して重ねます

②どこでカットすればいいかガイド線が必要になります。そこで、さらにもう1枚のタイルカーペット(一番上に来る)のはじを壁にぴったりと付け、2枚重なったタイルカーペットの上に重ねます。

2枚目と3枚目が重なっているところがいらない部分です。3枚目のはじに合わせて、2枚目の余分をカット

④カッターで切りにくい場合は、ある程度傷をつけて、ハサミで切ってもOK!

⑤カットしたタイルカーペットを、しっかりと押し込んで敷きこんでいきましょう。

・コーナーカッターを使ってカット

コーナーカッターを使う時は、カットするタイルカーペットもそのまま続けて敷いていき、余計な部分は壁に立ち上がらせます。

床のはじにコーナーカッターを押し付けながら走らせれば、きれいにカットできます。

5.わかりやすいタイルカーペットの貼り方

細かいところは映像を見るとわかりやすいですよ。

こちらの動画も参考にしてみてください。

・タイルカーペットの貼り方【コメリHowtoなび】

・DIY|タイルカーペットの貼り方 RESTA

・タイルカーペット・フロアタイルなどタイル系床材の貼り方 壁紙屋本舗

・タイルカーペットの敷き方

・失敗しないタイルカーペットの貼り方|自分で出来る簡単リフォーム【カインズHOWTO】

①タイルカーペット アタック AK350 東リ スマイフィール

タイルカーペットの人気メーカー、東リの「アタックAK350」。

吸着式なので、かんたんに貼ることができます。

選べるカラーは優しい色合いの17色。

お部屋をナチュラルな雰囲気にしたい方におすすめです。

②タイルカーペット  FF2400 東リ スマイフィール

こちらも人気の東リのタイルカーペット「FF2400」。

東リのタイルカーペットの中で一番毛足が長い製品です。

ふわふわの肌触りに癒されますよ。

小さいお子さんが転倒した時も、衝撃がやわらぐので安心!

③タイルカーペット サンゲツ NT350

サンゲツの「NT350」。サンゲツもタイルカーペットの人気メーカーです。

こちらのショップでは30枚以上の販売だと、かなりお得に購入できます

カラーはなんと41色。

落ち着いたカラーからビビットカラーまでそろっており、お好みの色がきっと見つかりますよ。

④タイルカーペット サンゲツ NT350L V E  ライン バリュー エクストラライン

おなじくサンゲツのNT350ですが、こちらはラインデザインになっています。

ラインのタイプも微妙に違う3タイプ。

ラインタイプは貼る方法によって、かなり表情が出るデザインです。

市松貼りも躍動感が出ておしゃれ。

7.まとめ

タイルカーペットの貼り方や貼り方のコツ、おすすめタイルカーペットをご紹介してきました。いかがだったでしょうか。

大切なポイントやコツを押さえれば、初めてでもきれいに貼ることができますよ。

お気に入りのタイルカーペットを見つけたら、ぜひお部屋のイメチェンにチャレンジしてみてくださいね。


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